働き方改革は個人が本気で取り組まないと会社に搾取される
働き方改革を実施している企業のほとんどが「仕方がなく」働き方改革を行なっています
なぜなら働き方改革をしていない企業は普通ではないから
時代錯誤の、残業している人が偉い!というような企業はブラック企業と認定されます
そして働き方改革で忘れてはいけない事は
会社は利益を得る事が一つの目的
であること
そのため会社は働き方改革の導入にはある意味本気で取り組んでいます
コストがかからないよう
利益に繋げるため
優秀な人材を確保するため
離職率をあげないため etc
会社は従業員の為に働き方改革を実施していません
電通も別に社員の為に働き方改革をやっているわけではありません
株主の為、会社存続の為、です
だからこそ個人個人が本気で働き方改革に取り組まないと会社に搾取されちゃいます
働き方改革はほとんどの企業で実施している
僕は人材系の会社で営業をやっています
人材系の業界は残業が多いので
働き方改革という言葉が世に出る前
僕も毎日残業して
時々休みも仕事をしていました
それが普通になってましたし営業職だったのですが営業時間中は事務作業が禁止という謎ルールにより毎日100%残業が確定してしまうという今考えると恐ろしい環境で働いていました
そんなブラック企業でも今では流行に漏れなく働き方改革に取り組んでいます
〜働き方改革前〜
先輩「新人君ミーティングするから会議室抑えておいて」
新人「この後15時でいいですか?」
先輩「営業時間にやるわけないでしょ」
新人「すみません、19時で抑えます」
〜働き方改革後〜
先輩「新人君ミーティングするから会議室抑えておいて」
新人「19時でいいですか?」
先輩「いや今日ノー残業デーだから」
新人「すみません、17時で抑えます」
びっくり
仕事柄、経営者や採用担当に会う機会が多いですが、
大企業以外でも多くの企業が働き方改革を実施しています
(機能しているかは別として)
・残業代が減ることで給与が減ってしまう
・残業が減っても仕事量は変わらないので負担が大きくなる
など
残業代が減ることで給与が減ってしまう
働き方改革の効果で
日本の残業代8.5兆円が減るという記事も
https://toyokeizai.net/articles/amp/188466?display=b
企業は、残業代というコストが削減出来ている状態です
ただそれに引き換え従業員は時間を手にしました
この時間を休息にあてるのも副業をするも自己研鑽にあてるも自由です
残業が減っても仕事量は変わらないので負担が大きくなる
仕事が終わらないから、と下手をしたら
働き方改革のおかげで手にした時間も
サービス残業として時間を浪費し給与も減るという最悪なパターンに陥ることも
これだと意味ないですね
働き方改革は素晴らしい
会社は会社の為に働き方改革を行なっていますが、個人にとってメリットも大きいはず
個人は会社に付き合うのではなく
自分自身がどのように働き方改革と向き合い、なにを実現したいのか、本気で考え取り組まないと今後は生き残れない時代なんだな、と感じてます